検索朝刊・夕刊LIVEMyニュース日経会社情報人事ウオッチ
NIKKEI Prime

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

検索朝刊・夕刊LIVEMyニュース日経会社情報人事ウオッチ
NIKKEI Prime

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

検索朝刊・夕刊LIVEMyニュース日経会社情報人事ウオッチ
NIKKEI Prime

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

NIKKEI Primeについて

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

/

独バイエルン州で与党大敗 メルケル政権に打撃

詳しくはこちら

【ミュンヘン=石川潤】ドイツで14日実施されたバイエルン州議会選挙で、メルケル政権を支える保守与党、キリスト教社会同盟(CSU)が歴史的な大敗を喫する見込みとなった。公共放送ARDの14日18時(日本時間15日午前1時)時点の見通しでは、CSUの得票率は前回13年の47.7%から35.5%に下がり、68年ぶりの低さとなる。保守王国、バイエルン州での与党の敗北は不安定なメルケル首相の政権基盤を大きく揺さぶる。

CSUはメルケル氏が率いるキリスト教民主同盟(CDU)の姉妹政党だ。カトリックが多く保守的な独南部のバイエルン州で、戦後ほぼ一貫して単独政権を維持してきた。今回の選挙でも第1党になる見通しだが、他党との連立協議が必要な状況に追い込まれた。CSU内での責任論の浮上は避けられず、混乱がメルケル政権全体に広がる可能性がある。

CSUが敗北したのは、2015年の難民危機とその後の党の迷走が原因だ。バイエルン州は難民がドイツに入る際の入り口に位置し、100万人を超える難民を受け入れたメルケル政権への批判が根強い。極右の台頭に対抗するため、CSUは難民抑制にかじを切ったが、右傾化を嫌う穏健な支持層の離反を招いた。

CDU・CSUと国政で連立を組むドイツ社会民主党(SPD)も失速した。得票率10.0%と前回の20.6%の半分にとどまる見込みだ。連立政権のなかで存在感を発揮できていないことへの不満が、支持層の縮小につながったとみられる。

今回の選挙では、CSUに失望した有権者の受け皿となった緑の党と極右政党「ドイツのための選択肢(AfD)」が躍進した。環境政党で難民の受け入れに寛容な緑の党が前回より9.9ポイント高い18.5%で第2党になる見込みだ。極右のAfDは11.0%で第3党に迫る位置につけている。

こうした傾向はバイエルン州だけにとどまらない。世論調査ではドイツ全域でCDU・CSUとSPDの支持率が下がり続けている。それぞれが党の立て直しのために独自色を打ち出そうとすればするほど、政権内の足並みが乱れ、支持率が下がるという悪循環に陥っている。

次の焦点は、28日のヘッセン州議会選挙だ。金融都市のフランクフルトがある独西部ヘッセン州ではメルケル氏のCDUが第1党だが、事前の世論調査では苦戦が予想されている。州議会選挙で連敗となれば、12月の党大会での党首再選を狙うメルケル氏の立場も危うくなりかねない。

春割ですべての記事が読み放題
有料会員が2カ月無料

有料会員限定
キーワード登録であなたの
重要なニュースを
ハイライト
登録したキーワードに該当する記事が紙面ビューアー上で赤い線に囲まれて表示されている画面例
日経電子版 紙面ビューアー
詳しくはこちら

関連トピック

トピックをフォローすると、新着情報のチェックやまとめ読みがしやすくなります。

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
春割で無料体験するログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
春割で無料体験するログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
春割で無料体験するログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
春割で無料体験するログイン

権限不足のため、フォローできません

ニュースレターを登録すると続きが読めます(無料)

ご登録いただいたメールアドレス宛てにニュースレターの配信と日経電子版のキャンペーン情報などをお送りします(登録後の配信解除も可能です)。これらメール配信の目的に限りメールアドレスを利用します。日経IDなどその他のサービスに自動で登録されることはありません。

ご登録ありがとうございました。

入力いただいたメールアドレスにメールを送付しました。メールのリンクをクリックすると記事全文をお読みいただけます。

登録できませんでした。

エラーが発生し、登録できませんでした。

登録できませんでした。

ニュースレターの登録に失敗しました。ご覧頂いている記事は、対象外になっています。

登録済みです。

入力いただきましたメールアドレスは既に登録済みとなっております。ニュースレターの配信をお待ち下さい。

_

_

_