ノーベル経済学賞に米2氏 途上国開発に大きな影響
専門家の見方
2018年のノーベル経済学賞はノードハウス氏、ローマー氏といずれも米国の経済学者に決まった。2氏の受賞の意義を専門家に聞いた。
坂井豊貴・慶大教授 ノードハウス氏は地球温暖化の問題が今日ほど注目されていない1970年代から、環境が経済成長に与える影響を分析してきた。主流でない研究を開拓するのは勇気が必要で、地球温暖化を経済モデルに組み入れることを可能にしたパイオニアだ。
炭素税の計算手法を確立し...
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2023年のノーベル賞発表は10月2日(月)の生理学・医学賞からスタート。物理学賞は3日(火)、化学賞は4日(水)、文学賞は5日(木)、平和賞は6日(金)、経済学賞は9日(月)と続きました。