花火大会で見物客10人けが 茨城・土浦
6日午後6時半ごろ、茨城県土浦市の河川敷で開かれた「土浦全国花火競技大会」で、打ち上げ花火の一部が地上付近で破裂し、見物客の9~66歳の男女10人がやけどや擦り傷を負った。いずれも軽傷とみられる。
大会は強風のため、事故から約1時間後に中止になった。消防などによると、花火の一部が不発のまま落下したとみられるという。県警が詳しい経緯を調べている。
花火大会は午後6時から始まり、約2万発が打ち上げられる予定だった。会場近くの運動公園や商業施設の駐車場が発射場所になっていた。実行委員会の担当者は「けが人を出してしまったことは大変申し訳ない」と話している。〔共同〕