東京五輪ボランティアに3万2千人応募
2020年東京五輪・パラリンピック大会組織委員会は5日、9月26日に募集を始めた大会ボランティアに、5日午前10時時点で3万1982人が応募したと発表した。募集人数は8万人を想定し、12月上旬までインターネット上で募る。
組織委の武藤敏郎事務総長は同日、「まだ締め切りまで時間があり、順調にいっている」と述べた。組織委によると、活動内容は競技の運営サポートや会場の手荷物検査、関係者車両の運転など。応募者は男女がほぼ半々で、幅広い年齢層にわたっているという。
大会ボランティア応募サイトは使い勝手が悪いとの指摘が上がっており、武藤氏は、マニュアルの改定やコールセンターの対応でサポートする考えを示した。
東京都が募集する都市ボランティアには3426件の応募があった。国内外の観戦客らの道案内などを担う同ボランティアの応募は、12月5日正午までとなっている。