公明代表「デフレ脱却に一層力を」 首相の総裁3選で
公明党の山口那津男代表は20日の記者会見で、自民党総裁選で安倍晋三首相(総裁)が3選したことについて「結果を尊重したい」と述べた。今後の政権運営に関しては「2020年の東京五輪・パラリンピックの後の経済状況に配意した政権の取り組みが重要だ」と指摘。デフレ脱却に向けて「十分な力強さが不足している点について一層力を入れる」と話した。
首相が憲法改正に改めて意欲を示したことには「今後、国民や国会に対してどう対応するかは自民党自身が判断することで、我々はよく注視しながら対応したい」と述べるにとどめた。
内閣改造を巡っては「30日の公明党大会から間髪を入れず、例えば内閣改造ができるように呼吸をあわせて準備をしたい」と述べた。