松本大と上越教育大、教員養成で連携協定
松本大学(長野県松本市)と上越教育大学(新潟県上越市)は13日、連携協力協定を締結した。松本大は2017年度に教育学部を開設し、上越教育大学は19年度に大学院の専門職学位課程(教職大学院)を拡充する計画を進めており、まず教員養成で交流を深めるために協定を結んだ。
両大学は今後、連携推進協議会を設置して教員養成や共同研究などの事業を具体化する。例えば松本大の卒業生が上越教育大の大学院に進学する場合、同協定に基づいて入学金を半額にするといった支援を受けられるようにするという。
上越教育大の教職大学院は19年度から定員を60人から170人に増やし、プログラミング教育やグルーバル教育などをテーマにしたコースを開設する計画。教員により実践的な力を身につけてもらうのが狙い。
松本大はこれまでにも卒業生17人が上越教育大に進学する事例があり、両校は連携することになった。