関空第1ターミナル14日再開へ 韓国航空会社など運航
浸水して機能が停止していた関西国際空港の第1ターミナルが14日にも再開する見通しとなり、韓国のチェジュ航空とエアプサンなどは12日、運航計画を発表した。
同日夜時点でチェジュ航空が14日から仁川線など1日8便を運航する予定のほか、エアプサンは釜山線の2便を予定している。またタイ航空は関空がこれまで再開していなかった東南アジア路線について、14日からの運航が決定しているとホームページで公表した。
第1ターミナルは被害の少なかった南側を使用し、国内・国際線両方が運航される見通しだ。ただ便数は制限され、「以前の3割程度にとどまる」(航空会社関係者)との見方もある。
また関西エアポートの西尾裕専務執行役員は12日、関空の運航便の一部を大阪国際(伊丹)空港と神戸空港に移管する時期について、航空会社の要望にもよるとしつつも、「(14日の)第1の一部再開と同時期などなるべく早く」と話した。
貨物便については、国際貨物に対応する施設が伊丹や神戸にはないため「その中には入らないのではないか」と考えを示した。
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