ワイナリー創業支援セミナー、山形県上山市
山形県上山市は20日、「ワイナリー創業セミナー」を開催する。2019年2月まで計7回、醸造技術や免許申請、資金調達などの手法を専門家が講義する。昨年までワイナリーを開いた人の体験談を聞く研修会などを開いていた。今年からは実践的な内容とし、ワイナリー開設につなげてもらう。
20日は「ワイン醸造の基礎」として、県工業技術センターの研究員が設備や法規制について講義する。その後はブドウ栽培の知識などを1回完結で開く。受講料は講座によって違うが、1回500円など。ブドウ栽培を始めた人が参入するといった事例を想定し、自分の知識が不足する分野を受講してもらう。
同市は「かみのやまワインの郷プロジェクト」を立ち上げ、官民でワイナリーの育成を進めている。現在、ワイナリーは2軒だが、ブドウ栽培を始めて他社に委託するところが3軒あり、そのほか6人がワイナリー開設を検討中という。
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