東邦銀・政投銀、新産業育成ファンド 30億円
東邦銀行は14日、日本政策投資銀行と共同で、医療やロボット、再生可能エネルギー、航空宇宙産業などの新産業分野に取り組む企業を支援する「ふるさと産業躍進ファンド」を設立する。規模は30億円。地域経済の活性化や地方創生を目指す。
東邦銀と政投銀がそれぞれ14億9970万円を出資するほか、東邦銀の関連会社、東邦リース(福島市)と政投銀の関連会社、DBJ地域投資(東京・千代田)も30万円ずつ出資。東邦リースとDBJ地域投資が同ファンドを運営する。
運営期間は12年間で、中長期の資金需要に対応する。優先株式、普通株式による出資のほか、劣後ローンも扱う。
東邦銀の営業地域に事業拠点を持つか、活性化に資する事業を展開する法人が対象となる。