太陽光発電 育成から競争へ 入札で買い取り価格下げ
普及には逆風の恐れも
経済産業省は12日の省内の審議会で、再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度(FIT)の見直し案を示した。事業用の太陽光発電の原則すべてに入札制を導入し、2022年度にも1キロワット時あたりの買い取り価格を18年度の半額以下の8円程度に下げることをめざす。政策の軸足をこれまでの高額買い取りによる育成から、コスト重視の競争路線へと移す。
価格低下によって新規参入が滞れば、太陽光発電の普及に黄信号が...
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