三重で初開催の国際日本酒コンクールに 約270蔵出品
三重県鳥羽市で10月に初めて開催される日本酒の国際コンクール「サケ・セレクション」に全国から約270の酒蔵が出品することになった。ベルギーの主宰団体が事務局を置く百五総合研究所(津市)が12日、応募結果を発表した。出品総数は600本超となる。
三重県が最多の約20蔵で、岐阜と愛知を合わせた東海3県で40近い蔵が出品する。
日本で初開催となる同コンクールは、ベルギーの世界的なワイン審査会「ブリュッセル国際コンクール(CMB)」が主宰する。純米酒や吟醸酒など7部門を外国人のソムリエら35人が審査。各部門の受賞銘柄の海外展開にCMBが協力する。
同コンクールは百五総研が「ポストサミット事業」として企画し、三重県も後援に加わった。