栃木銀と労働局、働き方改革で連携協定
栃木銀行は11日、栃木労働局と働き方改革に関する連携協定を結んだ。第1弾として同日、労働環境の向上に積極的な企業への金利を優遇する「とちぎん働き方改革応援融資」の取り扱いを始めた。子育て支援や女性活躍、若年者雇用などに関する国の認定を受けた企業に対する融資につき、所定の金利から0.2%優遇する。
このほか、同行の提携企業の社員に限定していた、比較的低利で使途が自由な個人ローンの対象を、これらの認定を取得した企業の社員にも広げる。また、栃木銀のセミナーで労働局が助成金制度を紹介するなどして働き方改革を推進する。黒本淳之介頭取は「1社でも多く働き方改革に取り組む企業が増えることを期待したい」と話した。
栃木銀は7月26日に、子育て支援に積極的な企業を国が認定する「くるみん認定」を取得しており、11日に栃木労働局が認定通知書を交付した。