災害リスク、証取の重荷に 札証、全域停電「想定外」取引停止
北海道で起きた最大震度7の地震は、証券取引所の災害対応のもろさを浮き彫りにした。札幌証券取引所は地震が発生した6日、全域停電を受け、取引を終日停止。災害時に業務を進めるためのBCP(事業継続計画)は機能しなかった。翌日には取引を再開したものの、想定外の災害が相次ぐ中、改めて万が一への備えを点検する必要がある。
「なぜ取引できないのか」。6日午前、RIZAPグループや証券会社のコールセンターに、投...
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