秋田県産品、パリで試食・商談会 県と北都銀が協力
秋田県は16、17両日、フランスのパリで県産品の試飲・試食会と商談会を開く。2017年に続く2回目で、日本酒を中心とした前回よりも食材を充実させ、現地のレストラン関係者らにPR。北都銀行と協力し、「AKITA」ブランドの定着や輸出拡大をめざす。
初日はシャンゼリゼ大通りにあるルドワイヤン宮殿内のすし店「ラビス」でランチ会、「ル・ブリストルホテル」でディナー会を開く。17日に同ホテルで開く商談会には、レストランシェフやソムリエ、オーナーら200~300人を招く。
参加する県内企業は19社。このうち「高清水」の秋田酒類製造(秋田市)、「雪の茅舎」の斎彌酒造店(秋田県由利本荘市)など10社が日本酒を出す。きりたんぽ、いぶりがっこ、稲庭うどんといった食品も出品する。
北都銀は17年、仏料理の巨匠、故ジョエル・ロブション氏を父に持つ安部ロブション龍依氏が経営するJAPAN EXQUISE(東京・港)と連携協定を結んだ。同行の笹渕一史取締役専務執行役員は「県産品の輸出拡大・ブランド化を継続的に支援していく」と話している。
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