政府、関空へ調査団派遣 高潮被害など視察
内閣府は10日、台風21号の被害を受けた大阪府と兵庫県へ11日に政府調査団を派遣すると発表した。小此木八郎防災相が団長を務め、高潮で滑走路が冠水した関西国際空港を視察し、兵庫県内の高潮被害の現場も訪れる。被災自治体の首長らとの意見交換も予定する。
2018年9月4日、25年ぶりに非常に強い勢力で上陸した台風21号。関西で死者14人の人的被害をもたらしただけでなく、暴風で流されたタンカーが関西国際空港の連絡橋に衝突し、人と物の流れがストップするなど、経済にも大きな爪痕を残した。