次は日米摩擦か、身構える円ドル相場
経済部 今堀祥和
次は日米貿易摩擦か――。トランプ米大統領が対日貿易赤字の削減に向けた圧力強化に意欲をみせているとの報道を受けて、外国為替市場では円高・ドル安が進んでいる。
これまで対中国の貿易摩擦激化は「ドル買い材料」とみなされていたが、矛先が直接日本に向かったため「リスク回避の円買い」が強く出た。市場では雇用統計など他の材料に関しても、円高進行で反応しやすいのではと身構える声が多い。
7日午前の東京市場で円相...
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