菅官房長官「予備費含め検討」 北海道地震の早期復旧へ
菅義偉官房長官は7日の閣議後の記者会見で、北海道で起きた地震による被災地の早期復旧に向け、必要な予算措置を検討する考えを示した。「予算措置が必要であれば、災害復旧予備費も含めて、必要な対応を講じていきたい」と述べた。
菅氏は大規模な停電への対応に関し「本日中に約300万キロワットの電力供給をめざす。それにより停電の戸数が約240万戸解消し、約55万戸まで減ることをめざしたい」と語った。
小此木八郎防災相は北海道庁に6日付で「政府現地連絡調整室」を設けたと発表した。「被災地のニーズを把握し、物資の支援や燃料供給などの対策を道庁と連携して進めていく」と話した。
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