王子HD、東南アの営業益100億円 22年3月期 段ボール生産拡大
王子ホールディングスは2022年3月期をメドに東南アジア地域で展開する段ボール事業の営業利益を前期実績の2倍の100億円に増やす方針だ。経済成長が続く東南アジアでは生活必需品などを運ぶ段ボールの需要が拡大している。現地の生産能力を増強し、拡大する東南アジアの段ボール需要を取り込む。
みずほ銀行産業調査部などによると、段ボールの原料となる板紙(白板紙など含む)の世界需要は22年に16年と比べ約2割...
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