経済政策、隔たり少なく ポピュリズムに警戒
【ジャカルタ=鈴木淳】インドネシア大統領選挙では、経済政策が大きな争点となる。5%程度の堅調な経済成長を続けているものの、前政権時代に達成した6%強の成長からはややペースダウンしていて、ジョコ政権の経済政策の成果の是非が問われる。保護貿易政策や資源権益の買い戻しなど、両陣営が大衆受けの良い政策を打ち出す懸念もある。
ジョコ大統領は2014年の就任後、規制緩和を進めて、外資規制も徐々に解除して投資...
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