米長期金利、再び3%台 米景気・日銀・増発懸念で
【ニューヨーク=大塚節雄】米長期金利に再び上昇圧力がかかっている。1日のニューヨーク債券市場で米国債の価格が下落(金利は上昇)し、長期金利の指標である米10年物国債利回りが6月中旬以来、約1カ月半ぶりに3%台に乗せた。日本の長期金利の急上昇を受けて米国債への売りが優勢になっていたところに雇用関連で強い指標が出て、売りが加速した。
この日の米長期金利は一時3.01%まで上昇。3.00%で取引を終え...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り671文字
関連企業・業界