デロイト、セイノーやソニー系などとSU養成
デロイトトーマツベンチャーサポート(東京・千代田)は大企業5社と合同で、スタートアップ(SU)の養成(アクセラレーション)プログラムを始める。セイノーホールディングス、ソニーネットワークコミュニケーションズ、三井化学、大和ライフネクスト、凸版印刷で構成する。大企業がSUと1対1で事業連携に取り組む事例は増えているが、大企業合同は珍しい。
9月7日までにSUから事業連携案を募集する。連携企業として、5社のなかから複数社を指定できる。10月下旬まで選考したのち、11月から2019年2月まで事業養成に取り組む。
デロイトは13年からSUのピッチイベント「モーニングピッチ」を毎週木曜日朝に実施。これまで約240回実施して累計1千社を超えるSUが登壇。大企業とマッチングの場を提供してきた。複数の大企業と組んで新たな事業を早く生み出したいとするSUが増えているという。