住民主導で「命守る防災」 最大津波の高知県黒潮町
科学記者の目 編集委員 久保田啓介
7月初めの西日本豪雨災害では、行政が警報を発表しても住民の避難に直結しない問題が浮き彫りになった。想定される南海トラフ地震でも異常が観測されると気象庁が情報を出す仕組みだが、住民はどう避難すべきか、手探りが続いている。そうしたなか対策づくりが先行する自治体がある。南海トラフ地震が起きると最大34メートルと、沿岸で最も高い津波が予想される高知県黒潮町だ。「最大津波の町」と名指しされたことで危機感が...
編集委員。30年以上にわたり科学技術を取材。防災・減災は阪神大震災、東日本大震災、東京電力福島第1原発事故などを一貫して報じてきた。環境問題の取材歴も長く、1997年の地球温暖化防止京都会議などを取材。IT(情報技術)を活用した教育(エドテック)も精力的に取材している。人と防災未来センター・リサーチフェロー(2009年~)、東京工業大学非常勤講師(~22年9月)、同志社大学嘱託講師(~22年9月)。カバージャンル
経歴
活動実績
2022年11月15日
専修大学文学部「日経新聞協力講座 経済ジャーナリズム論」で「カーボンゼロへの挑戦 環境、経済、ビジネスの視点から」を講義
2022年6月16日
東京工業大学の日経講座 「教養特論 データとトピックで知る日本経済」で「科学技術をどう伝えるか 体験的科学ジャーナリズム論」を講義
2022年4月20日
同志社大学と日経の連携科目「SDGsで考える社会課題とキャリア形成」で「地球環境問題の科学と政治」をテーマに講義
2022年4~9月
同志社大学嘱託講師
2022年4~9月
東京工業大学非常勤講師
2021年11月30日
専修大学文学部「日経新聞協力講座 経済ジャーナリズム論」で「カーボンゼロへの挑戦~地球環境と科学、政治、企業」を講義
2021年11月10日
立教大学と日経のコラボ科目「現代社会の課題とそのかかわり方入門」で「気候変動と温暖化 温暖化は本当に深刻なのか?」を講義
2021年4月21日
同志社大学と日経の連携科目「SDGsで考える社会課題とキャリア形成」で「地球環境問題の科学と政治」をテーマに講義
2021年4~9月
同志社大学嘱託講師
2021年4~9月
東京工業大学非常勤講師
2020年10月16日
駒沢大学ジャーナリズム・政策研究所の「日経論説講座」で「科学技術立国の針路」を講義
2020年6月25日
東京工業大学の日経講座 「教養特論 データとトピックで知る日本経済」で「科学技術をどう伝えるか 体験的科学ジャーナリズム論」を講義
2020年4~9月
東京工業大学非常勤講師
2019年9月25日
都内の飲料メーカーで経営陣らに向け、企業の災害対策について講演
2019年3月16日
地震予知連絡会シンポジウム「予知研究の現状と展望」に登壇
2018年10月14日
政府主催「ぼうさいこくたい2018」のセッション「首都直下地震」に登壇
2017年7月23日
地球環境戦略研究機関「持続可能なアジア太平洋国際フォーラム」で登壇