G20、貿易戦争で米に批判噴出 通貨摩擦に発展懸念
【ブエノスアイレス=河浪武史、外山尚之】日米欧と新興国の20カ国・地域(G20)は22日、財務相・中央銀行総裁会議で2日目の討議に入った。最大の懸案は米国発の貿易戦争で、初日21日の討議では各国から米国の輸入制限に批判が噴出した。米国の利上げで新興国は資本流出も加速しており、G20は大きな試練を迎えている。
麻生太郎財務相は22日、G20の閉幕前にムニューシン米財務長官と会談した。ムニューシン氏...
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