米IT大手の不当競争、欧州で摘発加速 グーグルなど相次ぎ制裁
グーグルをはじめとする米IT(情報技術)大手に対し、欧州連合(EU)はEU競争法違反での摘発姿勢を強めている。EUが進めるデジタル市場の統合政策の影響で、電子商取引で大きな存在感を示す巨大IT企業の動きに神経をとがらせているようだ。日本の公正取引委員会もIT各社の不透明な商慣習に厳しい目を注ぎ始めている。
欧州委員会は米IT大手を競争法違反で相次ぎ摘発してきた。今回、独禁法違反で過去最高額の制裁...
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