景気の恩恵、米金融大手が大幅増益
【ニューヨーク=宮本岳則】米大手金融機関の業績が好調だ。2018年4~6月期はウェルズ・ファーゴを除く各社の最終利益が2ケタ増になった。米景気拡大が続き、企業や個人の借り入れ意欲が強い。大型M&A(合併・買収)で投資銀行業務の伸びも目立つ。各社とも米国で稼ぐ構図だが、米中の貿易摩擦など不安の芽も出ている。
モルガン・スタンレーが18日発表した4~6月期の最終利益は前年同期より39%増えた。株式や
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