米農務省、米国産大豆の輸出見通し引き下げ
米農務省は12日発表した7月の農産物需給報告で、米国産大豆の2018~19年度の輸出見通しを約5550万トン(20億4000万ブッシェル)とした。6月予想から約680万トン(2億5000万ブッシェル)引き下げた。米中両国の貿易戦争で米国産大豆の需要減少を見込んだとみられる。生産は1億1730万トンと前回の見通しを0.7%引き上げた。
米国内でだぶつき感が強まるとの見方から国際価格は軟調だった。指標となる米シカゴ先物相場(期近)は12日、一時前日比1%安い1ブッシェル8.21ドル前後まで下げた。