関西圏の人口 5年連続で減少、総務省調査
総務省が11日発表した住民基本台帳に基づく2018年1月1日時点の人口調査によると、関西圏(大阪、兵庫、京都、奈良)の人口(外国人も含む)は1838万1004人と17年比で0.2%減少した。
三大都市圏のうち関西圏だけが減少した。1月1日時点の数値を比較するするようになった14年以降、関西圏は5年連続で減少した。死亡数が出生数を上回る自然減のほか、東京圏への人口流出が要因とみられる。
関西2府4県の人口は2077万5713人で、同様に0.2%減少した。全府県で減った。大阪、京都、滋賀は転入数が転出数を上回る「社会増」だったが、全府県で「自然減」だった。