日銀、19年度物価見通し下方修正へ 緩和は長期化
日銀は2019年度の物価見通しを下方修正する方向で検討に入った。4月時点では19年度の上昇率を1.8%とし、2%の物価目標に近づくと説明していたが、1%台半ばに引き下げる。足元で物価の伸びが鈍いことを反映する形で、翌年以降の見通しを下げるのは異例だ。米欧の中銀が金融緩和の縮小に向かう中、日本は緩和策が長引くことになる。
日銀は7月30~31日に開く金融政策決定会合でまとめる経済・物価情勢の展望(...
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