日本、8強懸けベルギーと対戦 W杯ロシア大会
【ボルゴグラード=共同】サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会の1次リーグH組で日本は28日、ボルゴグラードで行われた最終戦でポーランドに0-1で敗れた。1勝1分け1敗で勝ち点4から伸ばせなかったが、勝ち点で並んだセネガルを順位決定規定で上回り、同組2位で2大会ぶりに16チームによる決勝トーナメントに進んだ。
7月2日午後9時(日本時間3日午前3時)の1回戦で初の8強入りを懸け、G組1位のベルギーとロストフナドヌーで顔を合わせる。対戦成績は日本の2勝2分け1敗。2002年W杯日韓大会では2-2で引き分け、昨年11月の国際親善試合では0-1で屈した。
日本はセネガルと(1)得失点差0(2)総得点4(3)直接対決が引き分け―と優劣がつかなかったが「フェアプレーポイント」で上回った。日本が警告4のマイナス4、セネガルは同6のマイナス6だった。6大会連続出場の日本が決勝トーナメントに進むのは02年日韓大会、10年南アフリカ大会に次いで3度目。今大会のアジア勢では唯一のベスト16入りとなった。
H組はセネガルを1-0で下したコロンビアが勝ち点6で1位となり、8強入りした前回大会に続いて決勝トーナメントに進出した。G組はともに突破を決めていたベルギーがイングランドに1-0で勝ち、1位となった。2位のイングランドは7月3日(日本時間4日)にコロンビアと当たる。