日本、次戦引き分け以上で決勝Tへ セネガルに2-2
【エカテリンブルク=共同】サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会第11日は24日、エカテリンブルクなどで1次リーグ第2戦が行われ、H組で国際サッカー連盟(FIFA)ランキング61位の日本は同27位のセネガルと2-2で引き分け、1勝1分けの勝ち点4とした。あと勝ち点1を取れば、他の試合結果にかかわらず、16チームによる決勝トーナメント進出が決まる。
19日の初戦で同16位のコロンビアを2-1で破る番狂わせを演じた日本は、第2戦は常に先行を許す厳しい展開。しかし、乾貴士(ベティス)と途中出場の本田圭佑(パチューカ)の得点で2度追い付く執念を見せ、貴重な勝ち点を確保した。H組のもう1試合はコロンビアが同8位のポーランドに3-0で快勝して勝ち点3を獲得し、16強入りに望みをつないだ。2敗のポーランドは敗退が決まった。
日本は、28日午後5時(日本時間午後11時)からボルゴグラードで行われる最終戦でポーランドに勝つか引き分ければ、2大会ぶり3度目のベスト16入りとなる。敗れても同時刻に始まるセネガル―コロンビアの結果次第で1次リーグを突破する可能性がある。
6大会連続出場の日本は2002年日韓大会、10年南アフリカ大会で決勝トーナメントに進んだ。
G組のイングランドはパナマを6-1で圧倒し、開幕2連勝。勝ち点6で並ぶベルギーとともにベスト16入りを決めた。