東京・足立、屋内ドローン飛行に指針 23区初
東京都足立区はドローン(小型無人機)の屋内飛行に関するガイドラインを策定した。東京23区では航空法により屋外のドローン飛行は原則禁止されているが、屋内は規制の対象外となっている。区の体育館など11カ所で安全に利用できるようにするため、機体や飛行の条件など一定のルールを定めた。
ガイドラインでは総重量4キログラム以下の機体で、1施設あたり1機までならドローンを飛ばせるとした。飛行速度は原則時速10キロメートル未満。操縦者は国土交通省が公認する講習団体からの技能証明などが必要だ。
ドローン屋内飛行に関するガイドライン策定は23区で足立区が初めて。「趣味や飛行技術の向上のほか、スポーツ競技の空撮を想定している」という。飛行には届け出が必要で、区は7月1日から届け出を受け付ける。