長野県木曽町、おもちゃの専門家育成へ講座
長野県木曽町はNPO法人と連携し、身近な素材を使ったおもちゃの作り方や遊び方を指導できる専門家の育成に乗り出す。30日と7月1日の両日、おもちゃインストラクター養成講座を開催する。町では、木造空間で様々な世代がおもちゃを通じて交流する拠点づくりを想定しており、まず人材面で基盤を整備したい考え。
「東京おもちゃ美術館」を運営する認定NPO法人の芸術と遊び創造協会(東京・新宿)と連携する。専門講師を木曽町役場に招いて講座を開催する。子供の成長・発達に合わせたおもちゃの選び方や、新聞紙や牛乳パックを使ったおもちゃの作り方、遊び方の指導方法などについて学ぶ。
町民は無料で参加できる。申し込みは14日まで。窓口は木曽町企画財政課が担当している。
木曽町ではさらに専門性の高い「おもちゃコンサルタント」の養成講座の受講支援活動や、東京おもちゃ美術館の見学ツアーなどについても計画している。将来設立を想定している多世代交流拠点で活躍できる人材育成につなげる。