1、2、3でサイト完成 ベーシックが新サービス
ウェブマーケティング支援のベーシック(東京・千代田)は、ブラウザー上でウェブサイトが簡単に作れるサービスを開発した。手順は利用シーンとテンプレートを選び、更新ボタンを押すだけ。プログラミングの知識がなくても、わずか3ステップで作れるのが特徴だ。IT(情報技術)のノウハウや費用が限られる中小企業の利用を想定する。
サービス名は「One Page(ワンページ)」。利用者は店舗紹介やイベント案内など利用シーンを決め、テンプレートのデザインを選択。文言など細かい部分を直すだけでサイトを公開できる。サーバーを借りたり、ネット上の住所にあたるドメインを取得したりする必要がない。
ワンページは1アカウント3ページまで、5万ページビューを上限に無料で提供する。サイトは多言語化機能も備えるほか、スマートフォン(スマホ)などモバイルにも対応。夏には独自ドメインを取得できたり、ページ数を増やせたりする有料版を提供し、年内に7000アカウントの登録をめざすという。