不信任決議案 閣僚は60年間で1件のみ
Decoding the Diet
野党が政権を倒す切り札となるのが不信任決議案だ。内閣不信任案が可決されれば、内閣は総辞職か衆院解散・総選挙を迫られる。閣僚には法的拘束力がないが、辞任せざるを得ない。
とはいえ閣僚不信任案の可決は1952年、池田勇人通産相を対象とした決議が最後。60年以上も可決例がない。
内閣不信任決議案は戦後58件提出され、4件が可決されている。いずれのときも総辞職ではなく、衆院解散を時の首相は選んでいる。最...
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