韓国が非核化支持要請へ G20外相会合
【ソウル=山田健一】韓国の聯合ニュースは21日、アルゼンチンで20日から始まった20カ国・地域(G20)外相会合で、韓国が北朝鮮の非核化を目指す方針を説明し、各国に支持を要請すると報じた。
聯合ニュースによると、会合では趙顕(チョ・ヒョン)外務第2次官が、文在寅(ムン・ジェイン)大統領と北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)委員長による4月の南北首脳会談の内容を説明する。6月12日の米朝首脳会談を控え、朝鮮半島の非核化と平和を目指す取り組みへの支持を求める。
5月22日の米韓首脳会談を前に、ポンペオ米国務長官や韓国の康京和(カン・ギョンファ)外相は外相会合を欠席した。
金正恩(キム・ジョンウン)総書記のもと、ミサイル発射や核開発などをすすめる北朝鮮。日本・アメリカ・韓国との対立など北朝鮮問題に関する最新のニュースをお届けします。