イエメン大統領府に空爆 武装組織拠点、6人死亡
【カイロ=共同】AP通信によると、内戦下のイエメンで、ハディ暫定政権と対立する親イランの武装組織「フーシ派」が拠点としている首都サヌア中心部に7日、空爆があり、大統領府の建物が破壊された。保健当局は、少なくとも6人の市民が死亡、30人が負傷したとしている。
フーシ派系メディアは、空爆は暫定政権を支援するサウジアラビア主導の連合軍によるものとしている。負傷者にフーシ派幹部が含まれているかは不明。
イエメンでは、サウジ主導の連合軍が2015年3月から軍事介入を続けており、今年4月にはフーシ派の政治部門のトップが西部ホデイダで死亡した。