NTT東、「RPA」で業務効率化 担当組織も発足
千葉事業部
NTT東日本千葉事業部は業務効率化のため、データ入力などパソコンの定型作業を自動化する「RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)」を本格導入する。RPAの運用状況を検証する組織として「RPA導入チーム」を新たに設置し、事業部内で段階的に対象業務を拡大する。
NTT東では約10年前から自社開発のRPAソフトを使い、工事の進捗管理など設備部門を中心に試験的な導入を進めてきたが、事業部内の定型事務作業の大半でRPAへの転換が可能と判断した。事務作業を自動で担うNTTデータのソフト「ウィンアクター」を新たに取り入れて、事務作業の生産性を高める。
RPAを新たに導入する具体的な業務については、今年3月に立ち上げた「RPA導入チーム」で検討する。当面は社員の勤務管理など、プロセスが標準化されている業務を中心に導入範囲を拡大する方針だ。