受付システムのアコール、体験型の新オフィス 神戸に
受付など来客対応の自動化システムを手掛けるACALL(アコール、神戸市)は7日、三宮で同社のサービスを体験できる新本社を稼働させた。受付や会議室にタブレット端末を設置し、QRコードによる受付や応接室の利用管理を実践。サービスの改善や新たな開発につなげる。
IT(情報技術)ベンチャーの集積を図る神戸市の助成を受け、兵庫県芦屋市から本社を移転した。同社のサービスは受付や入退館管理、応接室の利用など一連の来客プロセスを自動化できるのが特徴。三菱UFJ銀行や近畿大学など750社・団体が導入しており、2019年末には2万社・団体の利用を目指す。 新オフィスには今夏、顧客がQRコードをかざせば好みの飲み物が出てくる自動販売機を試験的に導入する予定。議事録の自動作成機能も今秋をメドに開始する。
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