大豆、国際価格が下落 米中摩擦不安根強く
大豆の国際価格が下落している。指標となる米シカゴ市場の先物価格は日本時間24日の時間外取引で1ブッシェルあたり10.2ドル前後で推移している。中国政府が米国への報復措置として25%の関税をかける方針を発表した今月4日以来、3週間ぶりの安値圏にある。市場では米中貿易摩擦への懸念が根強く、売りが優勢になっている。
伊藤忠商事傘下の調査会社、食料マネジメントサポートの服部秀城本部長は「輸出減速を意識する売り姿勢が続き、10ドルまで下落する可能性がある」とみる。
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