やはり期待外れの「iPhoneX」
NQNニューヨーク 松本清一郎
20日のダウ工業株30種平均は前日比201ドル安で取引を終えた。相次ぐ好決算で強気に傾きつつあった投資家心理を冷やしたのがアップル株の失速だ。台湾の半導体大手、台湾積体電路製造(TSMC)の決算を受け、最新スマートフォン「iPhoneX(テン)」の販売が低迷しているとの観測が広がった。
20日のアップル株は4%安の165ドルで終え、昨年末終値(169ドル)を下回った。前日にも3%下げており、2日...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り1066文字