1人1日のごみ排出量 長野が3年連続全国最少
環境省がまとめた一般廃棄物処理事業実態調査によると、2016年度の長野県の1人1日当たりのごみの排出量は822グラムと、3年連続で47都道府県で最少となった。県は食べ残しの削減やごみ減量の情報発信専用サイト「信州ごみげんねっと」による啓発などの施策を通じ、20年度の排出量を795グラムに減らす目標を掲げている。
全国平均は925グラムで、長野県は平均より103グラムも少なかった。2位は滋賀県(831グラム)、3位は熊本県(843グラム)と続いた。
阿部守一知事は「1事業所とか1人の努力ではなく、県民の少しずつの取り組みの結果。皆さんの環境に向けた意識の高さが結果につながった」と話している。