2幹2国 政権の「かたち」映す
Decoding the Diet
政策決定で中心的な役割を果たす党側の会議は、政権のかたちによって姿を変えてきた。
「55年体制」の自民党単独政権下では、野党の言い分を聞くことが国会をうまく進めるためには重要だった。社会党や公明党、民社党とさまざまな形で会合を持ち、落としどころを探ってきた。幹事長・書記長会談や国対委員長会談がそれだ。
連立政権になると、複数の政党の意見を調整し、与党として意思決定する仕組みがより重要になる。19...
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