みなと銀と神戸市 雇用創出など地域活性化で連携
みなと銀行(神戸市)と神戸市は13日、地域活性化に向けた企業支援で連携すると発表した。少子高齢化による人口減少などが問題になるなか、市内の企業の雇用創出などで若者の定着を目指す。両者が培ったノウハウを生かしながら、観光都市としての魅力を高める事業も進める考えだ。
「神戸市との産業振興にかかる連携協力に関する協定」を13日付で締結した。神戸市は、みなと銀行が有人店舗42店を市内に持つことなどから、地域振興に効果的な役割を担えると判断した。雇用創出のほか、成長産業であるスタートアップなども積極的に支援する。
神戸市の久元喜造市長は「近年は若者が市外に流出しており、U・Iターンでも連携していく」と期待を込めた。みなと銀行の服部博明頭取は「街のにぎわい創出に貢献できれば、一緒に発展していける」と話した。
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