安保理が緊急会合 米国連大使、シリアへの報復を示唆
【ニューヨーク=高橋里奈】国連安全保障理事会は9日、シリアの化学兵器使用疑惑を巡り緊急会合を開いた。米国のヘイリー国連大使は「米国は化学兵器を落とした怪物に責任をとらせると決心した。重要な決断を検討しているところだ」と述べ、シリアへの報復を示唆した。理事国からも非難の声があがったが、アサド政権を支えるロシアは証拠がないと反論。安保理は10日にも化学兵器の調査に関する決議案を採決する見通し。
アサ...
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