株反落、日米政治リスクが冷ます「適温」相場
証券部 栗原健太
14日の日経平均株価は5営業日ぶりに反落した。終値は前日比190円(0.9%)安の2万1777円だった。トランプ米政権がティラーソン米国務長官を解任。中国製品への追加関税が最大600億ドル(約6兆4千億円)に達する可能性があると伝わったことで、市場のリスクオフムードが高まった。日本でも学校法人「森友学園」への国有地売却問題が影を落とす。日米の株式市場は好景気と低金利が両立する「適温相場」に戻りつ...
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