ロジカが1億円調達 仮想通貨のポートフォリオ管理
仮想通貨のポートフォリオ管理を手がけるLOGICA(ロジカ、東京・渋谷、松永大社長)は14日、セレスなど4社から総額1億円を調達したと発表した。仮想通貨の残高や取引履歴を自動で一括管理できる「コインボード」のサービス強化に向け、エンジニアの採用や販売促進活動に充てる。
今回の資金調達は創業初期の「シリーズA」で、セレスのほか、アドウェイズ、ベンチャーキャピタル(VC)のサイバーエージェント・ベンチャーズ(東京・渋谷)、マネックスベンチャーズ(東京・港)の4社が第三者割当増資を引き受けた。
ロジカは2017年10月にコインボードのサービスを開始した。外部のシステムと接続しやすくする「API」と呼ぶ技術を使って国内外の約10の仮想通貨交換業者とつなぎ、保有する仮想通貨のポートフォリオをサイト上に表示。交換業者ごとに残高などを確認する手間が省ける。4月にもアプリ版を提供する計画という。