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米ゴールドマンの次期CEO、ソロモン氏が有力に

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【ニューヨーク=山下晃】米大手金融機関のゴールドマン・サックスは12日、社長兼最高執行責任者(COO)を共同で務めていたハービー・シュワルツ氏(54)が退任すると発表した。もう一人のCOO、デービッド・ソロモン氏(56)が単独でCOOを務める。ソロモン氏がロイド・ブランクファイン最高経営責任者(CEO、63)の有力な後任候補になった。

米紙ウォール・ストリート・ジャーナルはブランクファイン氏が早ければ2018年中にもCEOを退任する方向で準備が進んでいると伝えていた。ブランクファイン氏は明言を避けたが、トップ交代の時期が近いとの観測が高まっている。

ソロモン氏は米投資銀行のベアー・スターンズなどを経て1999年にゴールドマンに入社。長く投資銀行部門の責任者を務めてきた。前COOのゲーリー・コーン氏がトランプ政権入りをしたのを機に、共同COOに就任していた。

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