藤井六段を特別表彰へ 愛知県、宇野選手に功労賞
愛知県は26日、史上最年少の15歳6カ月で棋戦優勝を果たした将棋の藤井聡太六段(15)=同県瀬戸市=を特別表彰すると発表した。藤井六段は公式戦29連勝など数々の記録を打ち立て、県民らに希望を与えた活躍をたたえる。
大村秀章知事は同日の記者会見で「誰も寄せ付けない最強の棋士になって夢や希望を与え続ける存在になってほしい。飛躍を期待したい」と表彰理由を述べた。
県の特別表彰はこれまで、フィギュアスケート選手の伊藤みどりさんや野球のイチロー選手などが受賞している。今回の表彰は7例目。
県は同日、平昌五輪フィギュアスケート男子の銀メダリスト、宇野昌磨選手(20)=名古屋市=ら県ゆかりの代表選手に県スポーツ功労賞などを贈ると発表した。それぞれの表彰時期は未定。
■名古屋市も宇野選手に功労賞授与へ
名古屋市は26日、宇野選手に市スポーツ功労賞を贈ると発表した。市在住のスポーツ選手として顕著な業績があったことから、近く河村たかし市長から賞を授与する。宇野選手の受賞は3回目という。