南北首脳会談に賛成77% 韓国、「核凍結前提」5割
【ソウル=共同】世論調査機関の韓国社会世論研究所は14日、文在寅大統領と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長による首脳会談に賛成するとの回答が77.4%に上ったとの調査結果を発表した。反対は20.5%だった。
30~40代の賛成は85%を超えた。ただ「北朝鮮の核凍結・廃棄が前提でなければ意味がない」との回答は50.9%で、「条件なしに会うべきだ」の45.8%と拮抗した。
北朝鮮制裁をめぐっては「制裁を維持しつつも対話を拡大すべきだ」との回答が72.5%で、「制裁と圧迫を最大限強化すべきだ」との回答は12.9%にとどまった。
文氏の国政運営に対する肯定的評価は71.9%、否定的評価は24.9%だった。調査は12~13日、19歳以上の約千人を対象に実施された。
金正恩(キム・ジョンウン)総書記のもと、ミサイル発射や核開発などをすすめる北朝鮮。日本・アメリカ・韓国との対立など北朝鮮問題に関する最新のニュースをお届けします。