株、一時2万1000円割れ 株安招いた円高の重荷
証券部 川上穣
14日の日経平均株価は午後になって下げ幅を拡大し、心理的な節目である2万1000円を一時、下回った。東京外国為替市場で一時、1年3カ月ぶりに1ドル=106円台まで円高・ドル安が進み、輸出関連株にまとまった売りが出た。前日の米国ダウ工業株30種平均が3日続伸するなど世界的に株式相場は持ち直しつつあるが、日本株は円高に伴う業績懸念で逆行安を余儀なくされている。
14日は前日の米株高を好感し、寄り付き...
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